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富士宮美容室のベンチマークの誕生から現在までのお話、「benchmark物語(ベンチマーク物語)」のタイトル画像

第2話 チームを渡し個でのチャレンジ


 
2018年 6月上旬。
ggのスタッフのトップである店長に、僕の考えを打ち明けた。
 
単直に、「ggを君に売りたい」から入った。
そして、僕が出て行く理由と出ていった後の数字の話をした。
数字の話というのは、僕が抜けても今の売上で、ggの経営は出来ていけるという内容だ。
幸いにも、創業時からミーティングの際には、毎年毎年スタッフに決算書の内容を包み隠さず見せていたので、数字の面では理解をもらった。
 
あとは店長の勇気1つで、僕の未来も店長の未来も残されたスタッフの未来も決まる。
 
決断は3日後に貰える。
店長には、お店を持ちたいという夢もあるが、奥さんも子どももいるので、自分の夢だけでは進めないことは承知している。
 
僕には期待と不安の3日間だった。